おお恥ずかしい

2015/09/15

自転車が無事帰宅。
盗まれただなんて、人聞きの悪い。
なくなってしまったのは、ほかでもないダンナの仕業だった。
昨日、「なんでガレージ開けたまま出かけたん」と私に言った人物だ。

ダンナ、いつも行く整骨院に、きょうも行き
ここの駐輪所に、あったらいいのになあ。あるわけもないけど
と思って、見たら、
えーーー あった!
と言うのだ。

なぜなら、数日前、そこへダンナが乗って行って
乗らずに帰ってきたからだ。
そんな、あほな
と思うけど、よっぽど、あほなんだと思う。

盗まれたのはガレージ開けっ放しにした私のせい
という空気になったことに、同情してくれたダイキが
交番に盗難届を出しに行ってくれたのだけれど
きょうは、「そんな理由でまた行くの、いややわ」
と、ダンナには同情を示さず
ダンナ、自らすごすごと、届けを取り下げに交番に行った。

「乗って行ったの忘れてましてん」
て、どんな顔して言ったのやら。おお恥ずかし。

でも、そういうこと、私もあったなあ
あゆみが亡くなって、間のないころ
自転車がなくなったと思って、過ごしていたら
スーパーの前に雨ざらしになっているのを見つけ
ああ、私が乗って行ったんだったと気づいた。
あのときは、盗難届を出す気力などなく
自分が、何をしに、どこに行っているのかも
あまり認識できないほど、ふらふらだったなあ。

ダンナは、そういう哀愁の漂う状況なのではなく
ただのボケだと思う。