あほな親の子が事故にあわないか心配
2022/09/14きょう、急いで自転車こいでいたら
前を走る車が、ずっとのろのろ運転だから
自転車で追い越そうかと思った、そのとき、
車の前を、小さい自転車で走る、小さい子が見えた。
ああ、そういうこと。
その子、道の真ん中を、ひたすら走っている。
一人なの?と思ったら、
ずっと先を、母親らしき自転車が走っていて
追いかけているのだ。
私、こういうとき、自分の中に爆弾を感じる。
なんで、そばを走ってあげないの!
事故に遭ったらどうするの!
痛い目に遭えばわかるんだ
とまでは思わない。
そこまで意地の悪いことは。
(いや、ちょっと思った。正直なところ)
十字路で車が曲がったので
その子を追い抜かなように、私は後ろを行った。
早く母親に追いつけ~
そして、だいぶん追いついたとき
信じられないことを、母親は言った。
「ついて来んなって!」
私、抱えていた爆弾が、爆発しそうになるが
この人と縁もゆかりもないので
何も言えない口惜しさ。
この子が何をして親を怒らせたのか、知らないが
きつすぎるだろう。
許してほしい一心の男の子に
母親は「来るな」の一点張り。
男の子は、来た道を帰っていった。
大阪のおばちゃんだったら、きっと言う。
「あんた、そんなん、しつけとちゃう」
でも兵庫のおばちゃんは、
こういうときに、中途半端で
爆弾もってても、言うに言えない・・
じゃあ、男の子の後ろを、また走って行くか
考えて、迷ったが
きょうに限って、どうしても時間がなくて、
仕方なく自分の行く方向へ走らせた。
無事に帰れますように
そう願う心は、優しいものに思えたが
あほ!
と思った心は、鬼の形相に思えた。
私が出会ってきた親は
みんなかしこかった。
あほな親は、一人もいない。
それでも、
子どもの命は、親の手から離れてしまうことがある
ということを、知らせる方法が
なかなか、ない。