あんたの子は生きてるじゃん!と思ったー
2022/10/27「人の振り見てわが振り直す」をしていると
昨日書いたが、
最近、つくづく思うことがある。
言葉の伝わり方は、さまざまにあって
できれば、できるだけ、
いい言葉を使いたい、ということ。
たとえば
夫のモラハラに悩んでいる女性が、
その苦痛を人に打ち明けると
「えー、ご主人そんなふうに見えない」
と返されて傷つく、或いは落胆するという。
また、別の機会に聞いたことでは、
お子さんに自閉傾向があるなどし、
その「こだわり」の強さを打ち明けると
「普通の子にだってあるよー」
と返されることが多いらしく
同様の境地に落とされているようだ。
私、そういうこと、
言っていた・・・
言葉選んで、というのでもなく
ほんとにそう思って、言ってた・・・
むずかしいなあ。
わかりにくい。
と思っていたら
思い出した。
あゆみが亡くなったあと、
罹った病気のことを、
「あんな病気に、何で、何で、って思う」
というようなことを呟いたとき
「私は、そうは思わなかったのよね」
と返ってきたから、
えっ、亡くしてるの?!と思った。
そうじゃなくて
その人の子どもは障害をもって生まれており
何でこんな障害もって生まれたの?
とは思わなかった、という話。
私そのとき、何の話??と思った。
言葉にならず、もし返したなら、
「あなたの子、生きてるじゃない」
となってしまう。
それも、今思えば
そうおかしなことではなかったように
思える。
相手の人は、私の話に引き込まれ、
同じ立場に立って、言っていた
ということだろう。
考えようによっては
別ものとされたのでも、他人事とされたのでもなく
この私の、ものすごく近くまで来てくれたから
出た言葉、と受け取れる。
時期もあるのかなあ。
時間は、いるのだろう。