救急車が道で出会うと一番困るだろう人
2022/11/30先日の日記にも書いたが、これまでに私は、
「助けてください!」の一心で救急車を呼んだことしかなく、
いまだに、道路でサイレンの音が耳に入ると、
冷静でいられなくなる。
一昨日、こんなことがあったそうだ。
天皇陛下を乗せた車列が、皇居に近づいたとき
サイレンを鳴らした救急車が走ってきた。
こんなとき、どうなるんだろう・・
陛下の車列は、こちらの期待を裏切らなかった。
速やかに、救急車に道を譲ったそうだ。
実際、救急車内の、患者の、重症度はわからない。
そんなことに関係なく、緊急走行している車両に、
全国民、にとどまらず、すべての人は道を譲るよう
行動が保たれていることが、確認できた。
私の子は、救急車で行っても助からなかったけれど、
社会のこうした体制のもとで、救急車に乗り、
搬送されたのだ、と思いたいから、かな。
ちなみに、
天皇家の車列が道路を走るとき
信号が赤にならないのは、操作されているから
なのだそうで、でも
天皇家以外の宮家の車列には、
そうした操作はなく、赤信号で止まる、という
一般的な交通法規に基づいて走っているらしい。
天皇家だけが特別とされ、その一方で、
どんな特別な人の行動よりも、人命は優先される
ということが、
法律で定められているのか、自発的にされているのかは、
分からないけれど、
ああ良かった、という気持ちになった。