「新型コロナ感染症」はなくなるらしい
2023/02/17新型コロナ感染症そのものが、なくなるのではなく
この名前が、なくなる。
わが子、に限らず、
病死に限らず、
大切な人が亡くなったとき
死因や原因は、とても大事になる。
あゆみの場合、、、
実は原因は特定されていない。
インフルエンザではないか?と
医師も私も考えたが
ウイルスを検出できなかったので、
よくわからないままとなり、
それも辛いものだった。
ただ、インフルエンザで亡くされた方と
経緯が酷似しているので、
お気持ちがよくわかる。
「インフルエンザを軽く考えないでほしい」
といった親の願いについても。
そうして今から3年前、
新型コロナ感染症が出現し、
猛威を振い続けたことから
恐れはコロナ一色になっていき
インフルエンザが軽くみられるような風潮は、
あったと思う。
ところが、
「コロナ」さえ軽くみられるようになる
そんな気流を感じ始めている。
マスク着用の自由意志や
感染症法上の分類(5類へ)の引き下げ
感染症じたいの名称の改定も検討され、
急ピッチで変化を遂げようとしているが、
どういう変化なのか?考えると
日常へ、ではないだろうか。
3年前、以前の、「コロナ」がなかった
平穏な暮らしに戻りたい、という気持ち、
普通に、みんなに、あると思う。
本当に平穏な日常に戻れたとして、
それでも、
なかったことには、ならないでほしい。
忘れ去られないでほしい。
インフルエンザと、新型コロナ感染症、
私はどちらのご遺族とも出会ってきたが
遺族の気持ちだけは、
容易に変化するものではないし
気持ちに終わりはない。