宗教よりも心の支えになってくれるペットたち
2023/02/18きょうは一日中、研修を受けていた。
テーマは「グリーフと宗教」。
といっても宗教者の話ではなく、グリーフケアの話。
いろいろと興味深い調査結果があって、
「死別後にあなたの心の支えになったのは何ですか?」
という質問への回答は、
男女ともに、1位は、「家族」だった。
これは予想通り。
2位は、男女ともに「友人」であるが
友人については、女性の回答がかなり多い。
女性のほうが交友関係が広かったり、
深かったりするのかもしれない。
で、「宗教」は?というと、
とっても低くて、
女性にとっては、「ペット」以下・・・
はー、そうなのか。
以前だと、もっと驚いた気がするが、
整体に通うようになってから、
先生のお宅の犬さんを通して
ペットと人との関係性が、わかってきた。
週1回しか会わない私でさえ
犬さんにねぎらってもらっている。
先生から、厳しめに言われた時があった。
家でのトレーニングの手を抜いていたから。
そのとき犬さんが取った行動に
私は、これはアカンと思った。
先生と私の間に来て
じーっと先生を見て
かばってくれたようだった。
あたかも「もう叱らないであげて」みたいに。
でも私は、
犬は飼えない。
別れを想像するだけで、ムリだから。
話を調査結果に戻し、
大切な人との死別後、
ペットがどんなに心の支えになってくれたか
十分に想像できるのだけど、
そのペットとの死別を迎えるときには、
この人たち、どう耐えればいいのだろう。
さらに思ったことに、
死別後に心の支えになった対象として
亡くなったその人(私たちなら、わが子)
の項目もあっていいんじゃないだろうか?
勿論、つらすぎて、
「支え」とは、ちょっと違うかもしれないが、
でも、つらくても向き合っている存在で、
亡くなっても、かけがえのない存在なので。