何才でも命の重さは同じはずなのに

2023/07/08

心肺停止の赤ちゃんを乗せた救急車が

途中で脱輪したため搬送が6分遅れ

病院で死亡が確認された頃

京都でも同じようなことが起きていた。

 

男性が心肺停止だという119番通報があり

電話を受けた職員が、電話を切るときに

誤って、横にあるボタンも押してしまった。

救急車の出動を知らせる放送のスイッチだった。

 

放送はかからなかったが、

放送とは別に送信される指令書が届いたので

救急車は3分遅れで出動したらしい。

男性は病院で死亡が確認されている。

 

2つの件は、とても似ていると思った。

女の子のときは、救急車が動けなくなっても

消防車も来ていたから、消防車で搬送された。

男性のときは、放送はかからなかったが

別に送信される文書で知らせが届いた。

 

人は、どんなに気をつけていても

思わぬ失敗をしてしまうもの。

だから

先手を打つような態勢が取られること

大事だなあと思った。

 

そしてもう1つ、思ってしまったことは、

私は今回、女の子とご両親のことを

すごく思ったし、

胸が痛んだ。

ところが、男性のことは、

あっさりと

仕方ないように思ってしまった。

 

自分の親が亡くなった年と

同じだからだろうか。

 

84才の突然の死を

深く悼む御親族がいれば・・・