虐待を防いだことの分かりにくい記事

2023/07/22

このところ、死に至るような幼児虐待のニュースが多い。

そんななか、え?と思う記事を見た。

 

内縁の妻の4人の連れ子のうち

3人の子どもを自宅に置き去りにしたとして

送検された47歳の男が、逮捕時から一転、

容疑を認めていることがわかりました。(原文)

 

ここまで読んで思ったことは

内縁の夫が逮捕されたのだな。

よく内縁の夫が、虐待から死に至らしめるから

未然に防げたようで、よかった。

 

けれども読み進めると、

え?え?と思い始める。

男は、1歳と2歳と3歳の子どもを自宅に置き去りにした

と書いてあるが、このとき

4歳の子と、その母親と、車のイベントに出かけていた。

 

家に置き去りにされた1歳と2歳の子が

上半身裸で、路上で遊んでいるのを近所の人が見つけ

警察に通報したらしい。

3歳の子は、家で熱中症になりかけていた。

 

路上で遊んでいるのも危ないし

熱中症になったら大変だし、

1歳と2歳と3歳を家に置いて遊びに行くなんて

ひどいと思うが、

男よりも、ひどいのは母親だ。

 

記事の最後のほうで、

「警察は男の内縁の妻で子どもたちの母親の36歳の女を

保護責任者遺棄容疑で逮捕」(原文)

とあって、母親も逮捕されていることがわかるが

内縁の妻の子どもを置き去りにした男

という「男」の問題を扱っている記事に

なんか、え?と思った。

 

男は当初、

「何で逮捕されるのかわからない」

と言っていたようで、

私も、そう思えた。

 

同居の男というのは

母親が一緒にいるだけのことで、

子どもに危害さえ加えなければいいんじゃないの?

あくまで4人の子どもの責任者は

母親なのでは??

 

内縁でも同居していたら

保護責任の義務が生じるのだろうか・・?

余計なことまで考えてしまうが、

だから同居の男が「しつけのつもりだった」

なんて言い始めたりするんじゃないか?

(記事が曖昧だから、ほとんど憶測)