また腰がこわれて感傷的になっている

2023/09/06

また腰がこわれた。

よたよた歩くことはできたので

生活は普通にしたが、

1週間トレーニングには行けなくなった。

 

きっかけは、なんとプール。

水中で腰を痛めるなんて、

ちっとも強くなっていかない・・・と

すっかり凹んでしまった。

 

クロールのレッスンで、

片手だけで泳ぐことは、よくするが

片手でかき、反対側で息を吸う

という練習をした。

普通は、右手でかくと右側で息継ぎする。

その逆。

なんじゃこれ? ぜんぜんできない。

半分溺れながら、ゴボゴボ沈みながら、

腰をねじっていたのだろう。

翌朝、壊れていた。

 

その日は、

マンツーマンのトレーニングを予約していたので

断らないと。

電話すると、

凹んでいる気持ちが、さらにしぼんでしまった。

 

言葉の記憶って、

鮮明にさかのぼるのだなあ。

 

担当の人は、席を外していたので、電話に出た人に

「きょう時間とってもらっていたのですが」

まで言ったところで

「キャンセルですか?」と言われた。

次に、「腰が」まで言ったところで

「伝えておきますね」と畳まれてしまった。

 

20年以上前に、同じようなことがあった。

かかりつけの小児科に電話したときのこと。

「きょう予防接種予約していた坂下あゆみですが

行けなりました。

あゆみ亡くなったんです」

そう言ったら

「キャンセルですね。伝えておきます」

で終わった。

 

何があったのか、聞いてもくれなかった。

かかりつけだったのに。

 

あのやりきれなさと、比較にならないけれど

電話に出た人、いつも愛想がいい。

まるで作り笑顔。

思いやりない人は、そういう作り物、

ないほうが、まださっぱりする。