小さく早く生まれた赤ちゃんの日

2023/11/17

きょう11月17日は、世界早産児デー。

37週までに産まれる赤ちゃんは

20人に1人という割合をみて

多いと思ったし

子どもを生む世代にとっては

人ごとではないと思う。

 

新生児も含め、子どもを亡くすということは

身近でも起こらない時代なので

小さく、早く生まれた赤ちゃんが

いかに命を救われているかも感じる。

日本の新生児医療は世界屈指というから。

 

でも、早産のために

長く生きられない赤ちゃんは、やはりいて、

どんな別れであっても親は自分を責めるが

よりつらい状況にあるだろうなあ。

 

早産の人が、かけられてつらい言葉に

「小さく生んで大きく育てる、だよね」

ということを、何度か耳にしたことがある。

 

私が普段出会うのは、亡くした人だが

生きている子どもの親でも

命がぎりぎりのところに立つ人は

感じることが同じだし

言われることも似ているなあ。

 

大変なただ中にあるとき

周囲は「よかった」か「まだまし」を

見つけようとしてくれる。

でも問題山積で不安で一杯だと

いたずらに事を小さくされている

くらいにしか伝わらない

ということが、よくある。

 

小さいだけでなく、とても繊細な生命に

「大きく育て」まで・・・言う?

かける言葉が見つからないから

格言みたいなものを引っ張って来るのか?

神経が太いのか?

よくわからない。