今の立場になるまで知らなかった言葉
2024/01/14亡くなったお子さんの物のことが
よく話題になる。
整理がつらく、処分するにはつら過ぎる。
ただし、喜んで使ってくれる人に差し上げるのは
結構いいらしい。
そうだなあ。
亡くなった子も喜んでくれるかもしれない。
このとき、
年下のお子さんに使ってもらうのは
「おさがり」と言うが
年上のかたに使ってもらうのは
「おあがり」と言うらしい。
私はこの言葉を知らなかったが
同じ立場の人の間では、
「知ってます」と言われた。
たぶん辞書を引いても出てこない言葉が
慣習として広がり、共有されるの
いいなと思った。
あゆみを亡くしたあと
私はずっと元気がなくて
その頃お世話になった人に
恩返しができないままになっていた。
気になりだした頃
「ご本人に返せなくても
誰かに返せればいいのよ」
と教えてもらったことがあり
「恩送り、と言うの」
と言われたときも
この言葉を知らなかった。
「恩送り」は、調べたら
そのように出てくる。
が、元の意味は違うとも出てくる。
変わっていった今の意味でいいわ。
誰かに返せたら「恩返し」になる
というので、いい。