「がんばっている人を応援したい」精神

2010/07/30

母の脳みそは、一体どうなっているんだろう・・・。

先日、ピンポーンとインターフォンがなり、出てみると
お向かいの奥さまが、袋いっぱいの食品を、両手にぶら下げ
立っておられた。
ハイと、渡され
???私にくださるんですか?

違った!
母が、買い物に出かけており、つまり脱走し
これも、これもと、買い物をし、
途中で、身動き取れなくなっていたところを
たまたま見かけたお向かいの奥さまが
自転車に乗せて、届けてくれたのだった。
なので、まだ母の姿はなし。

スミマセン〜 お手数おかけしました!!
アイスどろどろ、お寿司のネタは、色が変っているじゃあないの。
私たち、二階の住人のために買ってくれたのね・・・

前にも書いたように
母は、言っていることはそれほどおかしくないのだけれど
行動が、ちょっとオカシイ。

やたらと、買い、注文をする。
私は、ジュースは、スーパーの特売日に買ってくるのだけれど
母は、しょっちゅう酒屋さんに注文する。それも沢山。
がんばっている町内の人を、応援しているらしい。

家族としては、おい、おい、おい、という感じなのだけど
支払いは、ちゃんとご自分でなさるので
世間的に、別におかしい点は、ない。

1つ言えることは
母にとって、欠くことができないのは
誰かの世話になることではなく
誰かのために、何かを、し続けることらしい。
「誰かのために」を取り上げては、
母は、母でなくなるかもしれない。

脳出血するまでは、
「こども」に関わるボランティアに精を出していたのだけれど
以来、活動のたぐいはできなくなった。
だから、てっとり早いのが買い物ってわけ?

きょうも母は、ご近所の、がんばっているお店に
いろんなものを注文した。
でもね、我が家は、みんな、小食なんです・・・。