「いい犬」と思われたい犬の行動

2024/08/27

昨日書いたのは、

いい人アピールの人のことだったが

きょうは、いい犬アピールの犬に会ってきた。

 

整体の先生は、とってもいい先生だけど

先生の犬さんは、

いい犬アピールが、すごい。

 

玄関入ると、

先生は奥にいて、犬さんだけでお出迎え。

先生は、「待っていたのよ」おっしゃるが

犬さんは、私のこと、別に待ってはいない

ということが、わかってきた。

頭撫でようとしても、玄関では触らせない。

先生の前まで行くと、触らせる。

 

最近、いろんなことが分かってきた。

犬好きな人は、犬に構っては癒され

この犬さんは、嬉しそうなフリをする。

そうしてさらに喜ばせる。

 

犬好きではない私は

もう見透かされているのかもしれない。

でも、こっちからも、見え見えなのだ。

 

施術中は、私の横で、ぴたりと横になり、

先生は「寄り添ってくれてる」とおっしゃるが

私は、そう思わなくなった。

ピタリと横になると、患者たちは喜ぶ

と知って、「しごと」でしているのがわかる。

 

きょうは、横たわる私の手をぺろぺろなめ、

先生は、「心配なのね」とおっしゃる。

私は、黙って我慢。

 

あ、そうか。

患者のこと、別になんとも思っていないけど

親身になっているフリするだけでなく、

先生に、いいところを見せたいんだ。

 

なんと賢い。

先生からの評価は、どんどん増しているもの。

 

いい犬と思われたい犬の

材料にされている患者たち。