もう子どもはもたないと決める思い
2024/10/11大山のぶ代さんが亡くなった。
90歳という年齢に驚いた。
私のなかでは、いつまでも若い。
明るく愉快なイメージしかない大山さん
2人もお子さん亡くされていたんだ・・
一人目は、男の子で死産。
二人目は、女の子を生後3カ月で。
子ども、ほしかったんだろなあ
つらかっただろなあ
と想像がつくが、
想像が及ばなかったのは
その後、妊娠恐怖症という症状が起きたこと。
また同じように失ったら
あの辛さに耐えられない
といった恐怖心のようだ。
少しだけわかる気がする。
私が出会ったお母さんで
もう子どもは産まない、と決めた人がいて
亡くなった子の思い出の、上書きをしたくない
というのが理由だった。
あー、確かに。
あとにお子さんが生まれた方は
生まれた子が育っていく中で
「あれ、どっちのことだったかな?」と
わからなくなる時があると言われる。
それが生きていく
暮らしを進めていく
ということなんだろう、と思って聞いていたが
そういうとき、
ものすごくやるせない気持ちにも
なるのだろなあ。
もう子どもはもたない
と決める人には
それ相当の思いと覚悟があるのだろう。
ものすごいつらさに裏付けられた。