見放されたように最期に思わないで
2024/11/28テレビのニュースで、
赤々と炎が上がる火事の光景が映し出され
それが参議院議員の猪口邦子さんの自宅で
ご主人とお嬢さんが、その火の中に・・・
燃え盛る炎の近くで
消防隊員が叫んでいる声が捉えられた。
「いま助けに行くから!」
2回言っていた。
この声、中まで届いただろうか。
かなり消火に手間取ったらしく
間に合わなかったけれど
必死で助けようとしてくれる人がいたこと
伝わっていたらなあ。
それって、意味ないだろうか・・
助からなかったら。
どうなんだろう。
やっぱり、見放されたように
最期に感じないことは、大事に思う。
看護大の授業で
「大丈夫という言葉は言ってはいけない
と指導されています」
と学生さんに言われたことを思い出した。
この消防士さん、
「助けると言って、助けられなかったじゃない」
と責められるだろうか。
私なら感謝するけど。
全力を尽くしてくださったことに。
こころのケアでも、
こころから寄り添うつもりで傍にいて
「だいじょうぶ」と言ってもらうと
心強く、うれしいけどなあ。
猪口さん、双子の女の子のお母さんだったんだ・・
その一人を亡くされ、おつらいこと。
きょうの国会、もちろん席に姿はなく
名札は倒されたままだった。