何より亡くなったお子さんの話に没頭

2024/11/27

今月もグリーフケア講座の準備が大詰めになり

お母さんから教えていただくお子さんの

生前のお話に、魅せられている。

 

亡くなったお子さんは、

どの子もいい子であることは間違いないが

講座を通して知るお子さんは

闘病についてだけでなく、生活や個性についても

とても詳しく教えていただくことができるので

どんどん引き込まれる。

 

きょうの打ち合わせは、

昼過ぎまでのつもりだったが

終われない。私が。

 

内容はいくらでも膨らむが

文字数は1万1千字と決めているので

短縮の作業に入っていかなければならない。

ところが今日も、短縮どころが増していった。

短縮や割愛が、ほんとつらい。

 

時計を見ると、13時を過ぎ

やば。朝ごはん食べてなかったのに

昼ごはんも食べずには出かけられない。

きょうは役員を務めている団体の会議。

 

カップラーメンを3分待って、3分で食べて

口のなか火傷して、

大急ぎで着替え、家を飛び出し、

駅に着いたとき

ケイタイがない!

 

家を出るとき、時間を見たから

自転車で走っている時に落としたんや・・

でも戻れない。電車乗らないと。

 

めっちゃ気が重い。

何もかもケイタイに入ってる。

いつもは、もっと発言するのに

私の発言で長引かせるのはやめとこ。

 

ほかに寄るところもあったけど

行くのやめて早く帰らないと。

 

通った道を、よく見ながら帰ってきたが、

見つからないまま家に着いてしまい、

さいごに庭を見渡し

ああ・・・

交番に届けたら戻ってくるのだろうか。

 

外は寒くなったので

コートを取りに家に入ると

下駄箱の上にケイタイが。

 

あーーーあった。

 

つくづく思う。

私は、お子さんを亡くした人の話に没頭するが

お子さんを亡くした人、以上に、

亡くなったお子さんに夢中になる。

 

お母さんが何度も、

「時間大丈夫なんですか?」

と聞いてくれていたのに、

「大丈夫です」って、

ぜんぜん大丈夫ちゃうかった。