教えてあげるなんてことは

2008/10/22

ご遺族から、「こういうとき、どうすればいいのかわからない」
という悩みを打ち明けられることがよくあります。
「一体どうすればいいのでしょう」と尋ねられたとしても、
私に解決法が分かるわけがないですし、
こうすれば?ともちかけることも、できるだけしないよう心掛けます。
考える時間を長くもちたいからでもありますが、それだけでなく、
教えてあげた。と私が思わないように、です。
今回は、何通目かのお返事で、このように書きました。

「私は、自分で選んだり、決めたりできることは、なるべくそうするのですが、
自分では選ぶことや決めることができないこと、あるいは、その気力がもてないときは、
流れに任せるようになりました。
『流れに任せる』ということを、選んで決めることに。
そうして出た結論に対して、これが自分にとってきっといいことなんだろう。
いいことだったと、思えるときがくるだろう。と、
そんなふうに考えて私は生きていくようになりました。
(あなたがどのようにことを運ばれるか、今はまだわかりませんが)
あなたにとって、これでよかったかも、と思えるようになることを願っています。」

教えてあげた。役に立てた。喜ばせることができた。
と私が思いこまないように行動することが、いちばん大事に思えます。
相談を受ける立場の人で、さっさと主役をとってしまう人、
おかしいと思うんです。