言葉の概念は人それぞれ

2025/06/15

お子さんなくされた方と、日々お話しするが

お子さんが障がいをお持ちだった時は

ちょっと緊張する。

なので、最初に言っている。

「言葉に違和感あったら言ってくださいね」。

 

この方は、は?という感じだったので

詳しく話した。

「障害をおもち」だといいが

「障害児はいや」という場合があり

そうすると、

「障害」という言葉自体も考えてしまう等。

 

文字でも、

障害、障がい、しょうがい、障碍、とあって

どの表記が望ましいのか、

個人差がある。

 

遺族だって色々だ。

「遺族と言われたくない」

と言う人は多く、さらには

「亡くなったと言われたくない」もあり、

「私の子は死んではいない」

と考えている人もいる。

 

わからなくはない。

死んだ=無になった

という言葉の概念があるとすれば

無にはなっていない

目には見えない存在として

何らかのかたちで「いる」

ということ。

 

言葉って、大事だと思っているが

「気にしないでください」

と言ってもらい、教えてもらった。

その子の主治医は、

障害をハンディキャップと呼んでいて

その言い方に慣れている、とのことなので、

私もそう言うことに。

 

で、「犬って言わないで」

と言われるしね、と聞いて、

???

「子どもなんだから、ワンコと言って」

と言われた、という話には

さすがにビックリ。

 

ワンコという呼び方

犬を、犬以下に置く感じがするけど・・

言葉の概念て、ほんとそれぞれ。

私は「犬さん」と言うけど。