二周年を迎えた「グリーフを考える日」

2025/11/25

11月23日は、グリーフを考える日

と認定されて、2周年を迎えた。

勤労感謝の日に制定されたのには

理由があって、1つには、

さまざまな勤労を背景に亡くなられた人

が大勢いること。

 

働き過ぎた過労死の方もいる。

過労からうつ病になり自死した方もいる。

企業でも起きているし

小児科でも起きた。

尊い医師の命が失われた。

 

その方たちの功績を改めて想い、

ご遺族に気持を寄せるには

11月23日、いいと思う。

 

もう一つには、遺族の営みは

グリーフワーク=喪の仕事、と呼ばれる。

ワークを勤労と掛け合わせて

11月23日がふさわしいだろう。

 

昨年は、私も、

講演させていただく機会があった。

今年は、別の遺族会代表が講演された。

この講演がとても良かった。

 

千の風の会を創られた木下さんには

以前も、遺族会運営者のための研修で

講演をお願いしたことがある。

これほど心に響く当事者の講演

初めてだった。

 

木下さんが直面された死別もそうだが

ものの考え方、捉え方自体が。

(つづく)