人を見た目で判断してはいけない教訓

2026/04/27

駅のプラットフォームで、

歩行器を押す高齢の御婦人から

「運転手さんが止まるところは、まだ先ですか?」

と尋ねられた。

 

すぐには意味が取れなかったが、

1両目は、ここよりも先に止まるの?

という意味だった。

 

その駅のこと知らなくて、考えていると、

ちょうど電車が入ってきて、

自分たちの前を通過した。

走って行けるお体ではないので

「ここで乗るほうがいいですよ」と言ったが

そうだ!乗れないんだ。

 

歩行器は私が乗せると申し出た。

そしたら御婦人をどう支える??

歩行器から手を離して、歩いて乗ること

大変だった。

 

いつも運転士か車掌に乗せて貰うそう。

だったら、ここで乗せてしまって、シマッタ。

降りる駅を聞くと、同じだったので一安心。

下ろすのも、しますと申し出たが、

「重いから」と遠慮される。

 

確かに、がっちりしていて重い。

でも大丈夫、と言ったが、

「あの若い方に頼みましょう」

と言われたほうを見たら

え〜〜チャラい男の子と、ケバい女の子。

 

私が、え〜〜となっていると

頼みに行こうとされるので

私が頼んだ。「下ろして貰えますか」と。

 

「あ、いっすよ」と言って貰い

駅に着くと、ひょいと持ち上げて下ろしてくれた。

しかも同時に

彼女さんは御婦人の手を取り、

歩けない体を持ち上げて、下ろしてくれた。

 

私は二人に深く御礼を言った。

身内じゃなくても

嬉しくって、感激して。

 

もう一つ感激したのは

高齢の御婦人が、「若いあの方たちに」と

何のためらいもなく頼んだこと。

私のように色の付いたメガネを

かけていなかったこと。

 

何才になっても開かれた心、大事だ。

だから知らない人にも助けてもらえて、

自分の足で歩けなくなっても

電車に乗ってとこでも行ける。

自由を手に入れることが出来る。