また忘れた!しかも見つからない。
2009/06/02 東京の3日間はとても充実していた。
1日目は、慶應で授業。
私のあとのゲストが、ずっとお会いしたかった上田紀行氏。
この先生、本が素晴らしくて、
お会いして、さらにステキで、感激してしまった。
2時間も話してもらえた!
よく、本は素敵だけど、本人は???の著者と対面すると、
げんなりなのだけど、期待をまったく裏切らなかった!
2日目は、私の大好きな、つどい(遺族会員のわかちあい)。
3度の飯よりつどいです。
つどいでは、いつもお菓子をお出しするのだけれど、
私はそれを食べたことがない。
私が食べないと、食べにくいかもしれないけれど・・・
お菓子より、なにより、つどい。
私はご遺族の「ものがたり」を聴くことができれば、
ガソリン満タンで、走り続けるのです〜
3日目は、「家族ケア研究所」のセミナー。
初めて担当させていただき、知ったのだけど、
ここの受講者の方々は、ものすごく聴いてくれる。
まばたきしないくらいに、聴いてくれる。
私も徹夜で準備していったけれど、
いくら準備に費やしても、疲れが吹っ飛ぶくらいに、聴いてくれる。
これ、夜まででも、朝まででも、やっていたかったけれど、
そうはいかないから、後ろ髪引かれながら終了した。というかんじ。
そのあと、大好きなOさんと、品川駅でお茶した。
私は、つどいも好きだけれど、
個人的にお話しできることは、もっと好きかもしれない。
だから、お店でお食事を頼まないから、相手にも悪い・・・。
私は、発達の遅れから、食べながら聴く、ということが非常に困難であるため、
お店やさんにも悪い。インド料理の店だったというのに。
時間ぎりぎりまで、お話しできて、ガソリン満タンになって、
空港に着いたとき、ふと、
あれ?私は何を着てたのかな・・・
上着がない!
人の話に聴き入ると、自分の持ち物が分からなくなる。
これも私の発達の遅れによる。
取りに戻ると家に帰れなくなるし、、、
そうだ!父さんに電話して、お店を調べてもらおうと思った。
調べてくれた番号にかけると、
そんな忘れ物はないと言う。
注文したものを尋ねられ、
「赤いジュースと、白いデザート」としか答えられない・・・
「赤い?白い?」そのようなメニューはないと言う。
電波は悪いし、説明は下手だし、
弱りきっている私の耳に、聞こえたのは、
「うちは和食屋なので」
って、もおー!父さん!!
がっくりしてもいられず、急いで最終の飛行機に飛び乗った。
私の貯金が増えていかない事情が、だんだんわかってきた。
発達したいよ〜
あの盗まれた自転車も、戻ってこないし・・・
ちょうど今、3階の住人は病院実習のために、ずーっと留守なので、
ナイショで彼女の自転車を乗り回している。
鍵は、いまのところ、かけ忘れていない。