今年のお盆も、また思った
2010/08/16 お盆のお墓参りに行くとき
(1階に住んでいる)母が、ちょうど来て
「あゆみちゃん、おるすばん、してようね」
と、あゆみの遺影に語りかけた。
え・・・?
お墓には、あゆみに会いに行くの?
その間、あゆみは、家で留守番するの?
あゆみに会いに行くために、あゆみは留守番をする??
この矛盾のフシギは、しょっちゅう、ある。
あゆみは、いつも傍にいるのだ
と言ってしまえば、それまでだが
ときどき、彼女はふだん、どこに、どのように、いるのだろう?
と考えてしまう。
と、同時に
母があゆみに語りかける、その語り口調が、何ともやさしく
私は、気持ちがしぼむ。
ふつうは、「うれしい」と感じることだろう。
でも、わたしは・・・
いまだ、あゆみの遺影には、語りかけることができず
やさしい」語りかけを前にして
自己嫌悪に陥る。
言葉にできない思いとは・・・
思っているよ
いつも いつも
ものすごく思っているよ
だから胸いっぱいになって
言葉が口からは
出ないの