酔っぱらって書いた日記
2011/02/07 きょう、約9年間続けてきた活動を
1つ休止した。
それは、さまざまな専門職に
遺族理解や遺族ケアについて深めてもらうため
裏方となってきた取り組み。
休止の理由は
もっと、遺族として遺族への支援を濃くしていくため。
ものすごく悩んで出した結論だけれど
終えてみると、なんだか放心・・・
ここで出会った人のなかで
一生のお付き合いになると確信した人もいるし
途中、闘病に突入し、長い入院を経て
丸坊主頭にバンダナを巻いて復帰した思い出もあり
しみじみと、いろんな場面が蘇り・・・
今夜は泣きたい気分。
きょうの結論に至り、はっきりと分ったことは
9年もの歳月をかけ、私は、
何かの専門家になっていこうとしなかったこと。
ある日、いきなり、遺族という立場に放り込まれ、
数々の専門職と出会い、親しくなっていったけれど
自分は、やっぱり、遺族に根ざした。
9年もあれば、勉強もでき、資格もとれたかもしれないのに
あっち側の世界に、引き込まれていかなかった・・・。
子どもを失った遺族を、仲間ととらえ
「私もです!」と、堂々と言いきり
遺族であるかぎりにおいて、常に対等であり
何かを「してあげる」立場ではなく
自らも支え合い、分かち合ってきた。
なんで、私は、こんなに子どもの遺族が好きで
子どもの、いち遺族でいることが、居心地いいんだろう・・・