やさしいメールなどありがとうございます。
2013/10/23 また母のことで恐縮です。
応援のメールや、アドバイスを本当にありがたく受け取って
ご教示いただいています。
「ペット」という画像診断を受けてきました。
きょう、その結果を聞きに行き
担当の先生が言われた言葉に、一瞬、凍りつきましたが、
なぜか、そのあと温かく思えました。
「内視鏡による処置(胆管に管を通した)は、順調に回復しています。
ところが、ペットの結果が、衝撃的でした。」
衝撃的って…!
ものすごく緊迫しました。
がんは肝臓に無数に転移している という説明でした。
これで、もう、手術は適応外。
あとは抗がん剤、ということになりますが、
お勧めできません、ということを、言外に示唆する説明でした。
つまりは、抗がん剤は、きつい副作用を伴います。
普通の人は、それを乗り越えて、良くなりたい!という意思をもっています。
認知症の人は、何でこんなつらい目にあっているのか、
わからないため(聞いた説明を忘れるため)、単に拷問となり、
家族の期待が、重い重い荷になってしまうからです。
ペットで分ったことが、「衝撃的」と表現されたことが
私にとって、妙に心地よかったのです。
赤の他人の先生なのに、ということが、です。
私の母に対してもっとしてあげたかったのに、
と思ってくださっていることが、伝わってきて
うれしかったです。ありがたかったのです。
あゆみのときは、こんな経緯をたどることもなく、
治療の始まりが、死に突入でしたので、
いま、いろんな専門家が、専門性を駆使し、個人的感情も垣間見、
奔走する私に対しても応援してくださっている感触を得ながら
あゆみのときには、医療者の冷たさ(取り合わなないとか、誤診など)もあったけれど
そこのところを塗り替えるような優しさに、いま恵まれています。
あゆみが私を見守り、経験させてくれているのかな…?
引き続き、応援していただけると有り難いです。
会の中ですべきことが、できない状況ですが
私は一生「小さないのち」を本業としてやっていきますから
どうか、しばらく、低空飛行でご容赦ねがいます。