今年びっくりしたこと
2016/04/09 すごく久しぶりの日記。
なんと今年の初日記。
いろいろ、あったのだけれど、
そのことを考えたら、また書けなくなるので、
きょうは、今年に入ってからビックリしたことを書こう。
もう4月なのに今さら?です。
つい先日まで、このビックリを超える出来事は当分ない
と言い切っていたのが、スキー場でのこと。
リフトが混んでいたので、ダンナと別々に乗り
ダンナは、中学生くらいの男の子と乗っていると思っていた。
ダンナもそう思っていた。
でダンナ、ため口で、彼に
「君ひとりで滑ってんの?おっストックなしか?すごいなあ。怖ないか?」
とか話しかけたら、なんと、その人
女性で、御年70才だったという。
リフトを降りたダンナ、大興奮で
「あの人、すごい!すごすぎる!」と指さす先を目で追うと
ストック無しで颯爽と滑り降りて行くのは
中学生か高校生くらいの男子にしか見えなかった。
緩斜面ではない。栂池の頂上。
スキーは生涯スポーツというけれど、びっくりぽんだった。
今年2つめのビックリは、
母の法事で久しぶりに会った兄が、俳優を目指していた。
じき定年退職とは聞いていたが、
有り難き延長のお話は断り、さっさとやめて
芸能プロダクションに入っていた。
セリフは、まだもらえないらしい。
通行人をして、映っていないときもあるらしい。
なのに、一生懸命、長いセリフの練習をしている。
いつか舞い降りてくるチャンスに備えているのだろう。
驚くことは、まだあって
ポケットからタバコを取り出して吸う仕草なんかを
駅のプラットホームでしたりするのだと言う。
もちろんエアーでの演技。元々この人タバコは吸わない。
今のところ、他人は目に留めてくれないらしいが、
「ここは禁煙ですよ」
とか言われたら、合格点なんだと。
人って、いつ、何に目覚めるかわからない。
身内でも、さっぱりわからない。
その話をした数日後、
電車に乗っていると、前の席の、兄と似た年恰好の男性が、
手酌で酒を飲み始めた。
注ぎ過ぎて、おっとっとと、盃に口を近づける。
途中から、芸者さん?のような役どころの人も登場し、
一人二役、口パクの会話も始まった。
妙技にくぎ付けになっていると、電車は大阪駅に到着。
何事もなかったように、その人は降りて行った。
兄と同じプロダクションで、同じ宿題をしていたのかもしれない。
「車内は飲食禁止ですよ」
と声をかけたらよかったのかもしれない。
合格点でした。