「そうだそうだ」から「やめて~」に

2019/06/10

病気やケガをして、普通の暮らしの有難さが身に染みる

というのと同じように

不自由な体になって、それまで聞き流していた言葉に気付く。

 

いま、一番怖いのは満員電車。

左手は、ちょっと人と当たっても、ぎゃ~ だから。

満員電車では、ドアのところに外向けに立って、

もうこれ以上奥に詰めれませんよ、アピールをしていても、

そこから人が、2重3重くらいに押し入ってくる。

 

そのとき、耳を疑うアナウンスが!

「もう一押し、中に押してください」

え~~~ (心の中は、やめてくれーーー)

「もう一歩、中にお詰めください」はよく聞くが

外からも、もっと押せよってことか。

 

以前の私だったら、「そうだそうだ」と思って

奥のほうにいても、さらに詰めていたと思う。

私自身、ラッシュアワーには、体が不自由な人やお年寄りは、

乗っていないもの、という思い込みがあった気がする。

 

うまく座れたら、ラッキーなのだけれど

左側をできるだけ開けたいために、

ついつい右の人にすり寄ってしまう。

右に座っていた人、気持ち悪がって?立ってしまう。

うわ、わるい。

 

あの、、、下心は何もございませぬ。