転がり落ちたままのキャップ
2019/08/11看護師さんたち、行き違いはちょくちょくあるけれど、それは忙し過ぎるからで、それぞれに優しく丁寧。
でも病棟で、一人だけ手抜きの人がいる。それはお掃除のおばさん。
やる気がないとしか思えない。
この年代の人に珍しく。(年齢は関係ないか)
整形の患者の多くが、ベッドに横たわったままになっているのをいいことに?部屋の広いところをなぞるだけ。
私も最初のうちは、人の動きなど見てなかったが、一向にベッドのこちら側を拭いてくれないし、ベッドの下も拭いてもらったことがない。
おばさんが行ったあと困るのが、ゴミ箱。
捨ててくれるのは有り難いが、ベッドのそばに持ってきてもおいても、必ず入ってすぐの所に置いて行かれる。
椅子の下には、ペットボトルのキャップが落ちている。
手術の翌日、初めて水を飲んでいいと言われた後、手から転がり落ちたもの。
力がなかったからか、早く飲みたかったからか。
拾えるようになっても、何となくそのままにしている。
掃除されたら、それでいいし、遠い日のように見ているのもいいし。
わずか8日前のことなのに。