コンプレックスを抱えないために

2020/02/01

朝からリハビリに行った。

まだまだ右手と左手の差は大きく

ひたすら左手と向き合っている。

 

リハビリの先生は、「筋力をつける」こと以上に、

「自信をつける」とよく言われ、

この言葉、私は好きで、すべてに通ずると思う。

 

リハビリに来ている人の多くは、

元の状態に戻ることは、むずかしく、

自分のもつ可能性の、最大のところを目指している。

健常者と呼ばれる人と比べないだけでなく

過去の自分とも比べず、いまの自分、これからの自分に

どう自信をつけていくかだ。

 

ケガをして、リハビリに通いながら

ケガする原因や、自分の身体の弱い部分をよく知って

元のコンディション以上の域に行く人だっている。

 

「だからコンプレックスにしなくていいんです」

と先生が言われていた言葉を、反芻しながら帰ってきて

家でテレビをつけると、

「コンプレックスを抱えて生きていくというのは、自分をなくしている」

と耳に入ってきた。

 

はっ、と振り返ると

それは美容外科のCM。

美容外科でも、似たようなこと言ってた~