辛い人をさらに追い込むつらさ
2020/02/28無関係の人を巻き込んだりせず、したこと の続き。
ちなみに、無関係な人が、
巻き込まれたくないこととして考えられるのは、署名活動。
あゆみが亡くなったことに関して、
何の実現を求め、やみくもに署名を集めたりするか??
私には不明。
私がしたことは、
あゆみと同じ病気(感染症)になった子どもの親を探し、
・事前に処方されていた薬
・発症直前にみせた異変
・治療を受けられるまでの時間(受け入れ態勢)・など
を、全国に点在する当事者から聞き取ることだった。
つまり原因究明と再発防止に直結することしか考えなかった。
だから普通に暮らしている親には接触していない。
なのに、あの態度に驚いた。傷つきもした。
あんなに大変な調査をし、
この国の研究が進み、同じ病気で亡くなる子が激減した。
その恩恵を、
「首が痛い」の家の子も、あやかったかもしれないのに、、、
私が思う「恩恵」とは、
調査に協力してくれた親御さんたちだ。
どんな思いで協力してくれたか。
みんな、嗚咽しながら話してくれた。
話し終えたあと、寝込んで起き上がれなくなった人もいた。
その恩恵に「あやかった」という認識は、
普通に暮らす人々にはない。
世の中、そういうもんなんだよ。でも、
私は、一生、ぜったいに忘れない。
人生でもっとも辛い極地に追い込まれた人に
さらに涙を流させるようなことを、自分がしたこと。
町会の役を、1年替わるくらいのことで
「ひろこちゃんだけが頼りなの~」かよ。