また町会の役を引き受けて
2020/02/27まーた町会の班長をする。もう何年してる?
次にするはずだった人に、腰が痛いと断られ
(でも、毎日スタスタ歩いて買い物に行ってるよ)
その次にするはずだった人には、首が痛いと断られ
(本当に首が曲がっていたが、旦那さんは元気だよ)
その次にするはずだった人は、3人目の出産直後だった。
(こりゃ大変。もう私のほうから代理を申し出た)
その次の人は、ご主人が脳梗塞で寝たきりになっていた。
(ぜんぜん知らなかった。やはり私のほうから申し出た)
私、自分ができることをするのは、ぜんぜん嫌じゃない。
でも、2番目の「首が痛い」人の代わりをするときは、
なんとも嫌な気分になった。
「頼りにしてるわ。ひろこちゃんだけが頼りだから~」
って、こういうのを猫なで声と言うのか。
しかも、そういう間柄、続いていましたっけ?
あゆみが亡くなったあと、私は新聞の取材を受けた。
インフルエンザ脳症の、かなり詳しい特集記事になったので
あゆみと同時期に生まれた孫がいたその人の家に
掲載記事を持って行き、注意事項を伝えようとした。
信頼できる最新情報に、関心を持たれると思ったが、
まったくそうではなかった。
おばちゃんも、幼馴染の娘も、記事を見ないし返事をしない。
なぜなのか、ずっとわからなかった。
ずっと経って、よその家のお通夜で一緒になり、言われた。
「ひろこちゃん、あのときは運動でも始めるかと、心配したのよ~」
運動って?
あー、そういうこと!
あの素振りは、巻き込まないで、という意思表示だったの。
私、どんなときも、無関係の人を巻き込んだり、人を利用したり
そういうこと、しませんよ。
私がしたこと、というのは、(つづく)