あごが痛くなり不安に駆られる

2020/06/13

歯医者さんの話に及んだので、歯科通院のこと。

今回の通院は、虫歯ではない。

なのに、抜くかもしれないような状況になったので

焦ったのだけれど、上手く治療してもらえた。

 

事の発端は、

あごが痛くなり、口があきにくくなったこと。

顎(がく)関節症という。

 

この症状に気付いた時、震えあがる思いがした。

意識は、悪夢の日々へと繋がった。

 

この会をやってきて、これまで何百人と

心優しい、愛情深い、いい人たちと出会ってきた中で

たった1人、私に絡まずにはおれない(?)人と出会い

執拗なメールと電話に、悩み続けたことがある。

 

その人が、言っていたのだ。

口があかない

精神科に行って治した

 

私も、今回、口が開きにくいところまでいって

歯医者に行ったら、

あっさり、マウスピースつけましょう~

と言われ、作ってもらい、着けて寝たら

すぐに元に戻った。

 

なーんだ。歯医者で治るんや

と安堵したのも束の間、

着け心地が痛いのを、ずっと我慢していたら、

奥歯の底が、化膿してしまった。

 

まあ、奥歯の根っこの治療が、上手くいったので

あとはマウスピースを作り直して終了

となる予定だが、、、

「例の人」の経過が、ずっと頭にある。

 

歯科ではなく、精神科で治った

というのは、沸き起こり続ける悲嘆によるもの。

根本的には、私に対しではない。

子どもを亡くしたこと。

つまり、無情にも取り上げられてしまったこと。

この苦痛に対しては、私も、ものすごく理解できる。

「つらい」では言い表せられず、やり場がなく、

終わりがない、と言っても過言ではないだろう。

 

それでも、年数と共に、

自分のものを、自分で持てるように、なっていく。

自分で持ち切れず、他者にぶつけたり

体が壊れそうになるほどの勢いが、続くようでは

やはり相談先は、精神科になるだろう。

 

私は、もし、これで治らなかったら、

という一抹の不安があることに気付く。

だって、

かぶせるもの、6千円の保険のにします?

保険じゃない8万円のにします?

と聞かれたとき、

「これで完治するのなら」と言った。

そしたら、先生、

「じゃあ今回は、6千円のにしときましょう」

と言ってくれた。

 

「今回は」って

何か、ひっかかるわあ。