会いたいと願っていたら

2020/07/21

冬はだいたい毎週スキーに精を出しており

今冬も、スキーをしていたら着信があった。

あゆみと同じ病気でお子さんを亡くされた方のことだった。

 

滑るのやめて、急いで降りて来て、話を聞くと

相手は仕事関係のかたで、という話で

同じ内容の電話が、2人の男性からかかってきた。

何とか、お母さんと直接話せないものかと、ずっと考えており

でも時間ばかりが過ぎていた。

 

きょうは、お子さんを亡くされた方が家に来てくれていた。

このかたも、あゆみと同じ病気だった。

前述の、ずっと気になっているお母さんと、この方は

同時期に、突然亡くされているので、

この2人がいつか会えるといいなあ、と思うようになった。

 

そうだ、電話をくれた男性に、こちらから電話してみよう

と思い、その前に、きょう訪ねてくれたお母さんに、

「いつか一緒に会ってほしい人がいる」

と言おうと思っていたところ

びっくり。

 

ずっと気になっている、会いたいと思っていたお母さんは

目の前の、その人だったのだ。

直接私に連絡をくれて、3か月前に出会っている。

 

心配で、気がかりで、特に奥さんのことが、という男性たち

いざとなると、近寄れないのかもしれない。

 

思わず、大きな声で「あなただったのね!」

と言ってしまった。

「コロナ」で、消毒やら、部屋の換気やら、気を配りながら

大声出していたら迷惑な話。

 

でも、我を忘れるほど嬉しかった。

私は会いたい人に必ず会える

と、日記にも書いたことがあるが、

会いたい、会いたい、と願っていたら、

いつもその願いは、相手が叶えてくれている。