ひと目でも会いたい
2020/07/23終わりのほうだけ、たまたま見たNHKの番組。
亡くなった7才の女の子と、母親が、VRで再会する
という韓国の番組を紹介し、専門家が評価していた。
VRとは、バーチャルリアリティ(仮想現実)。
顔は本人そっくりで、本人の声で喋り、動く。
そんなことを体験させてもらえるなら、
私も迷わず手を挙げたい。ひと目でも会いたい。
専門家は、「言葉は本人が言ったことではないから」
と指摘していたが、あゆみは、まだ喋れなかったので
あーあー、とか言ってるだけで私は十分。
話ができる子の親だったら、何でもいいから話してほしいかな?
でも、親なら、「あの子は、そういう言い方はしない」とか
気づいてしまい、興ざめしないだろうか・・・
子どもが黙っていても、きっと親が喋り続けると思う。
だから、会えるだけでもいいかも?
とか、いろいろ思いながら、どんな番組だったのか、
詳しく知りたくて、サイトを見てみると、
否定的な意見がたくさん挙がっており、グサグサきた。
冒涜しているとか、
依存するようになったらどうするのか?とか
乗り越えられなくなる、だとか。
私は、ご本人が希望することで、叶うことなら
できる限り意に沿いたい方向性なので
本人とは無関係な、第三者の意見や言葉が
コワイと思うことがよくある。
「ひと目だけですよ」と言われて再会できたとし
ほとんどの親は、
泣いて喜んで、ひととき会って、
終わるときには大泣きし、
そのあとも激しくつらいだろうけど、それでも
「会えてよかったー」と
どうにかして自分を収めるんじゃないだろうか。