高いところからものを言わない工夫?

2020/07/25

2人のお母さんの、つづき。

1人目のお母さんは、相手の言葉に、

別に何も思わなかったそう。

「あーそうなんですか」的な。

 

人によっては、聞きたくない、と言う人も少なくない。

自分の子の看護師さん(であった)以外に

同い年の子のお母さんでもある情報は、

知っても、ただただ羨ましい、だけだったりする。

 

2人目のお母さんは、

それを私に言わないで・・・ と思ったそう。

 

「相手」が言ったことの違いは、

自分の子のことを、ただ言う、と

自分の子を、悪く言う、だった。

 

生きている自分の子を、謙遜以上に、卑下する人がいる。

ちっとも言うこときかないし、とか

勉強しないし成績悪いし、とか。

で語尾に、「でも、病気もしないでいてくれることに

感謝しないと」と来ることも多い。

 

わかってるじゃない。

だったら、わざわざ言わなくていいかも。

 

何でわざわざ言うのか、考えた。

優位に立たないため、じゃないだろうか?

母親という立場では、同等なのだけれど、

片や、子どもを亡くしたので、

高いところからものを言わないように

子どもを下げて、自分も下げて、と苦肉の策で。

 

対等な関係とか、同じ目線とかは

何を持っているか、持っていないか、ではなく

考え方、認識だと思うんだなあ。