生きている子には奇跡だって起きる

2020/08/15

お盆なので、家族のような親戚の一家が来た。

この家の1才の子、難病だと聞いていて

病名を覚える前に、「この話はもうおしまい」

と言われてしまい、もう聞けなくなっている。

 

そのとき、立って歩くことはない、と聞いたのに

前回、つかまり立ちをしようとしており

きょう、よちよち歩いていた。

 

私は、言いようのない気持ちになった。

ただ喜べばいいのに、何でやろ?と考えた。

 

理由は、2つだと思う。

1つ目は、ものすごく心配していても、

やはり家族ではなく親戚なんだ、と感じたこと。

家族のような関係だったら、知らせてくれたはず。

あんな深刻な話、話した相手を忘れるようなことには。

 

2つ目は、こっちのほうがドンときた。

生きている子には、奇跡も次々と起きる、ということ。

奇跡というのは大げさでも、

医学的、統計的に予想されている症状を

ぐんぐん越えて成長していく子って、いるのだなあ、

と思うと、当たり前のことだが

これって、生きていることが大前提なわけで。

 

あっ、ごめんごめん。

この愚痴って、

あゆみちゃんのがんばりが足りなかった、みたいな

そういう意味じゃないからねー

あゆみちゃんは、十分がんばった!