向いの奥さんの予見は覆った

2020/08/18

1年近く前に録画した映画を、やっと観た。

ぼくのワンダフルライフ、という洋画で、犬が主役。

この犬、何度も生まれ変わる。

 

それぞれの人生(犬生?)のなかで、

1番愛しかった飼い主に、何十年もたって、

思いがけず再会できる。

 

犬のほうは、すぐに元飼い主に気づくが、

飼い主のほうは、なかなか気づかず、でも気づいた。

あるワードを口にしたときの、犬が見せる反応から。

 

この場面で、涙が込み上げた。

再会できてよかった。

気づいてもらえてよかったねー

 

そして、あの言葉を思い出した・・・

 

あゆみが亡くなったとき、向いの奥さんが言ったこと。

「だいじょうぶ。きっと、また、会えるから。

ダイちゃんの子どもか、近所の犬かもしれないけれど」

って、どっちもイヤだと思った。

 

ダイキの子は、ダイキの嫁の子だし、

犬?!?!

どこの犬でも、何犬でも、イヤだ~

 

奥さんは、つらいつらい私の気持ちを

何とか収めようと、知恵を絞ったつもりだろうけど

犬じゃなかったとしても、

何か言って収めようは、ムリ。

 

でも、きょうの映画では

会えてよかったねー、と思った。

そして、確信した。

 

犬は、次も、そのまた次も、犬に生まれるんだ。

だからあゆみは、犬には、絶対なりません。