同じ所で同じ目にあって同じようにいても

2021/02/21

スノーボーダーが、スキー場コース外で雪崩に遭い

雪に埋まって亡くなった、というニュースを見た。

ネットのニュースでは、すぐ下に、類似のニュースが出る。

 

あー、もう、そんなに・・・

2017年に、山岳部の高校生が、講習中に雪崩に遭遇し

7人の生徒さんと引率の先生1人が亡くなった。

 

救出された生徒さんたちは、今年成人式を迎えた。

亡くなった友人の写真と共に出席したそうだ。

写真を預かった人も、同じように雪崩に巻き込まれ

亡くなった人の、すぐそばで埋まっていたという。

 

昨日、日記を書いたあと、しばらく考えていた。

同じ病気になって、

助かった子は強い子、亡くなった子は弱い子、ではないはず。

病気では重症度の違いはあるだろうが、

それも同等だったとし

生死を分けるものって、何なんだろう・・・と。

 

同じ雪崩に遭って、

助けが来るまで、共に同じ状況に置かれたのに

助かる、助からないが、ある。

少し早く発見され、少し遅く発見される。

 

私は、あの日から、

「運」という言葉がいやになり

自分では、ほとんど口にすることがない。