双子育児の一端を垣間見て涙

2021/03/03

家の近くの駅の横に、線路の下を通る地下道がある。

歩行者は階段で降りるが、自転車はスロープを下る。

このスロープ、衝立のような障害物がいくつもあるが

自転車に乗ったまま下る人がいて、危ない。

 

障害物の間を縫うように、くねくねと下っていくので

この障害物、もっと間を詰めて、

自転車がくねくね走れないようにしたほうがいい

と思っていた。

ところが、詰めてはいけないと、きょう知った。

 

双子用のベビーカーを押すママさんに

釘付けになった。

スロープを押して登っていくだけでも、かなり力がいる。

乗っているお子さんは、1才前くらい。

小さいけれど、大きいと思った。

重さは2人分だから。

 

ママさん、まるで助走をつけるかのように、

ガーッと押し始めた。

そして、できるだけスピード落とさないように

障害物を直角に曲がり

すぐまた直角に曲がる。

 

障害物は、双子用ベビーカーの寸法を測ったかのように

ぎりぎり通れる幅だった。

釘付けのまま、見とれていると

みごとなまでの動きを繰り返して、登り切った。

 

スゴイ!

エライ!

双子って、こうやって育てているんだね。

感動して涙でたよ。