本気で体にも苦痛を感じたかった人

2021/05/13

お子さん亡くなられた方で、その次に驚いたのは

がんとわかっても、治療を受けなかった方。

 

子どもと同じように体の苦痛を感じたい、と

やっと行ける!が

ダブルで手に入れたからに

この切符を手放してなるものか

と実行に移されたわけだ。

 

何ごとも、本人次第だし

他人に迷惑はかけない。

じゃあ、よかったか?というと

そうではなかったと思う。

 

まず家族が認めない。

もし、同居家族はいないとしても

誰か、つらい思いをする人

大抵いるだろう。

 

そしたら、しぶしぶ治療を受けることに。

ところが、進行したがんは

治療も、闘病も、大変。

 

そのかたは、大掛かりな治療になったものの

完治することができた。奇跡。

がんは、早期発見、早期治療に限る。

でも、それは一般論で、普通の人のこと。

 

普通に生きることを望んでいない人にとっては

崖っぷちまで行って

しばらくたたずみ

ちょっと怪我なんかもしてから軌道に乗ると

その遠回りにも、意味を見出すのかもしれない。