どんな気持ちで暮らしていたんだろう

2021/06/29

「生まれてきて良かった」と

自分は「幸せだった」を

親に言った子がいた、と昨日書いたが

どういうタイミングで、どういう心境からだろう?

と思った。

 

子どもは、みんな親思いで、親が大好きだから

わざわざ、ちょっと、言葉にしてみようか

と思いついてのことだろうか。

 

もし、自分はあまり長くない、と

悟ったりするのなら、胸がいたいが

本当にそう思ってくれているなら

親は、少し胸をなでおろせるかもしれない。

 

けれど、小さい子には言葉がない。

そもそも小さい子には

生まれて来てよかった、という概念があるのか?

それでも、どんな気持ちで毎日過ごしているのかは

表情、仕草、行動から

読み取れるかもしれない。

 

すごい笑顔だったり

楽しくてたまらない様子だったり

夢中で没頭していたり

そういうときが、子どもにとっての「しあわせ」

なのかもしれない。

 

お母さんの姿を探していて、

ただ見つけたときとか。

お父さんが早く帰ってきて

お風呂で遊んだりとか。

 

日常の、小さな出来事のなかにも

どんな気持ちで過ごしているか

言葉と同じくらいに伝えてくれていた気がする。