泥まみれになって優しく接する救助

2021/07/05

土石流の、土砂に乗り上げたままになったバスを

昨日テレビで見たが、

きょうは、そのバスの上に警察の人たちが乗って

上の階に取り残された人を、救出する場面が映し出された。

 

「ゆっくり、ゆっくり、ゆっくり」

と口々に声をかけて、大事に抱えられていたのは

赤ちゃんだった。

毛布に包まれた赤ちゃん、火が着いたように大泣き。

知らない人に連れて行かれる~~

助けて~~~

と叫んでいるみたいだが、助けてくれているんだよ。

 

次に、お母さんが救出されて

赤ちゃんを抱いた警察の人は、「お母さん、来たよ」と

赤ちゃんに声かけていた。

 

バスのところまでたどり着くために

7時間、泥とがれきをかき分けて行ったとのこと。

泥まみれになった人たちの、優しい姿に

涙出た。

 

病気の場合でも

家で亡くなったり、救急車で搬送中に亡くなると

警察の取り調べが行われるのだが

えっ警察・・・!と、誰もが身震いする。

ところが、子どもを亡くした人の多くが

警察の人が、よくしてくれた

取り調べをした刑事さんが、親身になってくれた

と話してくれたことを、思い返した。