会いに行くには準備が必要だから

2021/07/12

お子さん亡くされたお母さんたちと話して

「これから、何をしたらいいのか、わからない」

という言葉がよく聞かれるが、

私は、最近、わかったことがある。

 

したいこと、というより

しなければならないことが、わかった。

それは、遺品整理と断捨離。

 

以前、日記に、

ずっと、あゆみのところへ行く準備をしているようなもの

と書いたけれど、

あれは、漠然と虚無的に書いていた面もあり

もっと実質的に、

準備しなければならないことが、明確になったのだ。

 

私は、実家で暮らしているので

両親が遺したものが、大量にある。

80年以上生きた人だから、すごい量。

二人とも、手つかずで行ってしまった。

 

遺したものを、放置していたのだけれど、

この整理、私がしなければ誰がする?

 

遺品整理というのは、

し始めたら、どんどん深みにはまっていく。

両親の、結婚式や新婚旅行の写真が出て来たり

私がサンタクロースに宛てた手紙が出て来たり

私の成績表や作文が出て来たり、、、

ぜんぜん作業が進まない。

 

あゆみのところへ行くには

この仕事を終わらせて

その後、自分の持ち物だ。

これまた大量にある。

 

まだ自分の持ち物のほうは手つかずだが

すでにいやな予感が・・・

 

これは、また使うかもしれないから、とか

これは、買ったとき高かったから、とか

そういうことばかり考えそう。

 

どれだけ生きる気?

行くつもり、ないやん

 

子どもに会いに行きたい気持ち、みんなある。

でも

身の回りのモノ、最小限に減らせる人

どれだけいるかなあ。