子どもを死を受け入れるということ

2021/09/10

まだ子どもの死を受け入れられず苦しいです

というメールをいただいた。非会員さんから。

 

このことは、会員さんと、月1回勉強会を始めていて

「喪失の事実を受け入れること」を第1回のテーマにした。

受け入れましょう、ということではない

「受け入れる」ことと、どう向き合っているか?

 

それで、「やっぱり、そういうこと」と

私は再認識させていただいているが

小さい子・大きい子、のすべての親が

さらに

日が浅い・年数が経っている、どの親もみんな

ずっと向き合ってことがわかった。

それぞれに自分のポジションで。

 

みんな妄想のなかにいるわけではない。

子どもをミイラにして家に隠している人は一人もいない。

みんな、泣く泣く火葬をした。

このことが死を認めることなのだろうか?

 

実際は、死別後に、ものすごく長い道のりを行く。

 

死というのは、

現象として頭で理解することと

「いない」という実際を、受け入れていくことの間に

とても大きな隔たりがある。

 

頭がおかしくなった人は、いない。

でも、心のほうは、、、、

自分でも扱い切れないくらいに

複雑で繊細。

 

ゆっくり行こう

一緒に考えてみよう

と思っている。