急きょ手術室の外で思いにふける
2021/10/27日帰り手術のフロアに来た。
綿の下着、綿の服とズボン、ファスナーないもの
と指示された通りの物を着てくるために
押入れひっくり返して探し出したのに
着くと手術着に着替え。事前説明と違うやん。
ほぼ裸のうえにコレ着せられると、
一気に入院患者の境地になる。
いよいよ手術室、と覚悟決めたところで、
「すみませーん、緊急手術で1時間遅れます」
と言われ、決めた覚悟が、、、へなー
入院患者なら病室に戻れるが、日帰りだから
この格好で廊下で待つしかない。
そしたら、近くにいた高齢の患者さんは、
間違えて2時間早く予約時間を知らされて
「2時間待ってて下さい」と言われている。
この人のほうが大変だ。
なのに、その言い方、なんですか?
「あー そうなんやー ごめんねーーー」
私も、もっと年取ったら、こういう扱いか。
なんで高齢者に看護師はタメ口になる?
「ここで待っててね、看護師さんから説明あるから」
って、幼児ではないです。
ブラックな気持ちの出どころに、
自分でも気づいている。
娘さんが二人も付き添っている患者さんがいて、
今そばにいる患者さんは、もっと高齢なのに
一人で来て、一人でハプニングに対処している。
他の人の目には留まっていないであろう
その患者さんの動揺が私には伝わってきて
私はまた妄想の世界に入りこむ。
娘さんいないんだ。
いても、来てもらえなかった。
若い人は忙しいと。
年取るのはみんな同じだけど、
一人で病気するのは、つらいな。
あれ?
1時間半たってるやん!
ここ寒いし
シャツ着たい。
肝心の手術室の中のことは
また、のちほど。