採血室で痛くてもほっこりした
2021/12/27また手術室へ送られることになった・・・
今度は入院つきで。
そのため、またPCR検査もし
今度は全身麻酔をかけられるため
いっぱい検査や説明があり
きょうは1日仕事だった。
で、血液検査の採血があった。
採血専門でしている部屋で、10人も採る人が並んでいる。
そのなかで、私は年配の男性に番号を呼ばれた。
内心、ラッキーとピースする。
なぜかというと
この人は、ベテランで上手い!と直感して。
ところが、「右手も見せてください」と言われ
気分は急降下。
私は血管が細い。
しかも、こういうベテランのはずの人から
採りにくそうにされると、
よっぽど私の血管は、よろしくないのだな、と凹む。
でも、この年配男性は
とてもいい人だと思った。
普通は、「チクッとします」と「力抜いてください」
しか言わない。
この人は、
指で血管に触れて、「ここから採ります」と知らせてから
「5本採ります」と教えてくれた。
私、ギョッとする。
でも、私から採るのだから、言ってくれるといいと思った。
そして、ギョッとしている私に
「親知らず(を抜歯するの)ですか?」と尋ねてくれる。
「いえ、顎関節で」と答えると
「あー、それは大変、手術がんばって」と言ってくれた。
これらは雑談、というかリラックスさせてくれてるんだな。
普通、採血室では、次々と、淡々と、無言で作業をこなす。
このあと、通常通りの
「チクットします」「力抜いてください」があって
さらに「針ぬきます」もあった。
次は、シールだけ貼って終わるはずが
「念のため包帯も巻いておきますね。30分で取ってください」
って、すごく丁寧、親切。
まだあって
「次の検査は・・・」と私の予約の紙を見て
「心電図ですね。ここを出て左に行くとあります」
と教えてくれ、とても助かった。
あちこち、探しながら行き渡っていたので。
この人達は、採血だけしているが、看護師なのかな?
異動や交替で、病棟勤務になったりもするのかな?
だったら、このような看護師さんは
きっと、病人の、乾いた心も
潤してくれるような気がした。