新年早々に罪悪感と自己嫌悪

2022/01/03

どこの病院も開いていないので

救急を受け付けてくれる救命救急センターを受診した。

骨折してるかも!よ、と

周りの人に心配を一杯おかけしたため。

(原因はスキーです・・・)

 

あゆみが意識を失って、搬送された病院ではないが

救命救急センターというところは

どこも光景や構造が似ている。

救急車が到着し、救急隊も入ってきていて

そちら優先だから3時間待ちだ。

 

ようやく私も呼ばれ、診察室に入った。

それからレントゲン撮影で奥に入っていく。

「初療室」と書いてある扉は

手で開けたり自動で開閉したりしない。

つまり、一般人がいるこちら側と

重症患者や治療者がいる向こう側を、棲み分けていて

私は、きょう、「向こう側」に入って行く時

心臓が激しく鼓動し、足がすくんだ。

 

あの日、あの時は、

最重症者の親として、この扉を通過した。

きょうの私は、遊びに行って、ケガして

念のための受診。

 

何やってんだ!という感覚は、

罪悪感に似たものだった。

さらに、自己嫌悪感にも襲われる。

 

あゆみくらいの、小さい女の子がいて

熱があるようだが、表情からして元気そう。

もっと小さい赤ちゃんもいて

ソファーから寝返りして床に落ちた、という

この子も、まったく元気そう。

「これくらいのことで?」

と、親に対して思ってしまう私。

 

今おまえが言うか?ってことだが

わが子が心配で、神経質になり、救急を受診する親は

愛情深く、けなげで、

本当は、いいと思っている。

 

けれど一方で、元気じゃん!と思ってしまう

根性の悪さも私にはあって

ほとほと嫌になる。

 

骨折ではなかったので、良かったが

反省が大きすぎて、あまり喜べず

とぼとぼと帰った。

 

なぜこうなったかは明日書きます。