色や質や形の悩みは中3にとって大きい

2022/02/06

髪の色なんか、どーでも

と、昨日は閉じてしまったが

体のどの部分の、色も、質も、

中3にとっては一大事

と書くべきだった。

 

私が毛染めを手伝った友人は

自分の髪を、とても嫌がっていた。

恥じていた。

黒すぎる、と。

 

髪の毛が、太くて、多いと

剛毛(ごうもう)とからかわれたり

絨毯(じゅうたん)とはやされたり

少し茶系にしたら、きっと自分は変わる

と思って試みたところ、染まりすぎてしまった。

 

毛染めを手伝い、叱られている私は

何で黒じゃないといけないんだ?

と疑問で

黒すぎて、つらくてたまらない気持ちは、どうなるんだ??

と考えていて、そのうち

肝心なことを考えていない先生の、

メガネだけ、冷めた目で見ていた。

 

そしたら、

怒っている先生の、すごい熱量が

傾いているメガネから、すごい勢いで抜け出るみたいで

滑稽に見えてきて、、、

 

笑ってしまったり

笑った理由を打ち明けたりするところが

中学生なのだが、

では、今の私は、どれくらい変化しているのか?

 

ほとんど同じに思える。

 

あれは、反省してなかった。

反省している、フリをしていた。

本心は

こいつ、なんも、わかってない。

こんなやつ、アテにならない。

 

校則なんて、いらない、とは思わない。

校則の延長線上に、社会ルールを守ろうとする習慣や

自制心や

法律を遵守して生活していく基本的な意識がある

と思える一方で

なかなか理解してもらえないような悩みを

大事に扱ってくれる大人や教師との出会いは

その先の、長い人生に影響を与えるように思う。

人への信頼、という意味において。