駐車券の裏は「黒」と覚えておこう

2022/02/07

きょう、嬉しいことと、ムカつくことがあった。

用があって、ダンナと車で出かけ、

帰りにスーパーに寄って帰ることにしていた。

 

スーパーに着いたとき、私は眠っていて

駐車場のゲートを通過した記憶がない。

 

買い物して、レジの手前で

「駐車券も出してよ」とダンナに言われ

何のこと?と思う。

 

ゲートを通ったとき、私に渡したと言う。

受け取っていない、と私は思っていて、

「渡したから探して」と言うので、列から離れ

売り場の隅っこで、買い物かごを床に置き

かばんをひっくり返し、ポケットもひっくり返し、、、

 

そこへ、

赤ちゃんを連れた、妊婦さんが近づいて来て

「どうされましたか?」

と声をかけてくれた。

誰から声かけられるよりも

このように、ご自身が大変なかたから気遣ってもらい

私は、超絶感激してしまう。

 

私の困り事など、大したことではありませぬ。

でも券がなくて、ゲートが開かなければ、大変は大変・・・

「あの、ちょっと、駐車券が」

と言ったら、

「大丈夫ですよ」と教えてくれた。

ここの駐車場は、出るときインターフォンで事情を言えば

入庫の録画があって、開けてくれるのだそう。

 

へー、ぜんぜん知らなくて、焦った💦

それにしても、買い物するだけでも大変な状態で

困っている見ず知らずの者に

こんなに優しい若い人がいることで、癒された。

 

そこへ、

車の中を探しに行っていたダンナが戻ってきて

「車にはなかった」

だから私が持っている、と言う。

もう、いいやん、出られるんだから、と私は思う。

 

教えてもらった通りにして、駐車場を出て

家に戻ってきて、車を降りると、

裏向いた駐車券が、私が座っていたシートに

同化するように貼り付いていた。

 

「わ、ここにある!」

思わず発した。

もう見つけても仕方ないけれど

謎が解けたから。

 

けれどもダンナが発したのは

「ほら、渡してたやん」

 

はぁーー? 何が「ほら」や。

 

一緒にいる時間が長すぎて

ウザくてたまらないのも「コロナ」のせい。