つらくても「つらい」と言えないつらさ

2022/02/09

もし、子どもを亡くした人の、そばに

授かった子を、産まない選択をした人がいて

「つらい」と呟いたとしたら

えーーー

と思うかもしれない。

 

だから、会を分けている。

えーーーと、心の中で思うことは自由だし

そう思う傾向が強いだろうから。

 

昨日書いた、

中絶により、子どもを亡くした親は

何も言われなくても、感じ取ってしまい

「わかちあい」に出席するにも、勇気がもてない

と聞く。

 

「つらい」と言ってはいけない立場

許されない立場、と考えていたりする。

 

私自身、この活動をし、運営者になっていなければ

えーーー の空気を

かもしだす一人だったような気がする。

 

私にとって、この活動は

つらい思いをしている人を、否定しない。

さらに傷つけるようなことだけは、決してしない

という考え方と行動を、根付かせてくれた。

 

個人的な価値観や、生命観や、死生観を

持たない、ということではなく

むしろ、しっかりと持ったうえで

ここでは横に置く

というかたちで。