最初の別れと同じくらい辛いかも

2022/03/13

ドラマ「妻、小学生になる」は、

予想外の展開になってきた。

 

亡くなった妻は、近所の小学生に生まれ変わっていた

と誰もが信じていたのに、実際は

憑依(ひょうい)だったという。

 

消えてしまいたいと思っている小学生と

(親が、消えて、と言ったからだ!)

このまま死にたくないと思っている妻が、

たまたま出会って

小学生の体に、妻のたましい(?)が入った

といういきさつだった。

 

子どもに、「消えて」なんて言う親のところに

帰らなくてもいいんじゃないか?と思った

けれど、借りたものは返さなければならない

と「妻」は考える。

 

再会の喜びを噛み締めていた夫と娘は

もうどこへも行かないでー!と泣く。

夫の言葉は、私が何度も何度も叫んだ言葉だった

「あきらめられない!」

「いてくれるだけでいい」

 

すごくわかる。

私なんて、お盆が終わるときに

送り火して分かれるだけでも、ダメで

わーわー泣いてたもの。

 

私も再会できたら、どんなにいいだろう

と思っていたたけど、

生きている人の体を借りた再会は

いっときのもので

必ず別れがあるのなら

二度目の別れが、どれほどつらいものかを知って

また、しゅーん。

再会のきざしも予定もないのに。